へびつかい座

Ophiuchus

星座

簡単な紹介

夏の星座。21時に正中する時期は7月下旬。蠍座を踏みつけ、へびを持つ名医の姿。

星座の物語

アポロンの子・アスクレーピオスは、アポロンから養育を託されたケイローンに気に入られ、医学の知識を得て素晴らしい名医となりました。他の医者に見捨てられた重病人を治し、大怪我をした人たちを助け、死んだ人を生き返らせるようなことまで出来るようになったのです。「なんということだ、このままでは死者の国の住人が居なくなってしまう。」怒ったのは、冥界の王ハデスです。早速神々の王であるゼウスの所へ出向き、人間の分際で死者を生き返らせるなど言語道断、と抗議したのです。確かに、このままでは秩序が崩れてしまうと判断したゼウスは、アスクレーピオスにいかづちを投げて殺してしまいます。しかし、彼の医者としての偉業を評価していたゼウスは、彼を星座に加えました。(合わせてへび座もご覧ください)

基本情報

  • 季節:
  • 略符:oph